2014/11/19
文/野岸 泰之 構成/バイクブロス・マガジンズ編集部
バイクに乗る上で絶対に必要な保険として『自賠責保険』があります。ところが、手放すタイミングや長い間乗っていなかったバイクの場合、この自賠責保険の期限が切れていることも少なくありません。では、このようなバイクは売却ができるのでしょうか?
買取りをしてくれる業社のウェブサイトなどを見た時、『必要書類』の項目に『自賠責保険(証)』と書いてあることがあり、保険が切れていると売却ができないと思った人は多いかもしれません。しかしこれは、『自賠責保険が切れていない状態の場合、書類が必要』ということであって、保険期限が切れている場合は書類を用意する必要はありません。売却は問題なく行えます。
もちろん保険が切れている状態でバイクを走らせることはできないので、例えば業社による見積り査定を申し込む際は、出張査定を受け付けている会社に限られます。ただ、自賠責保険の期間中だからといって見積金額がアップすることはほとんどないので、わざわざ売却するために自賠責保険に入り直してもメリットはありません。
しかし、出張買取りをしてくれる業社でも、買取り金額は分かれてきますし、近隣で出張をしてくれるお店がどこかを探すのは意外と面倒です。そこで、入力フォームに数カ所入力するだけで出張買取りをしてくれる業社が分かる『一括見積もりサービス』を利用することで、効率的にバイク売却を進めることができます。
また、本来は自賠責保険が切れているバイクは、名義変更ができません。したがって、個人売買ではまずバイクを廃車処理する必要があります。しかし、専門の買取り業社ならその際に必要となる手続きはすべて代行してくれます。自賠責保険が切れているバイクこそ、専門の業社による買取りが向いていると言えます。